2019/10/24

今日のレッスン・・・・・日舞リサイタル編

今回はスタジオの話ではなく演奏活動について。

今週土曜日。

ちょっと変わったコンサートです。

日舞の先生からの依頼です。

40周年のリサイタルです。

その中の一コンテンツを任されました。

「神保さん、なんか任せるので宜しく。」

と言われたのが7月。

先生が踊ります。

何でも良いというので。。

その場で即興ってのもありですが、、ただの即興でなくコンセプトを作ろうと思ってました。

そもそも即興、フリーな演奏に対して自分的に向いていない。

客としても見たいとは思わないです。

で、考えたのが何か他の楽器も入れて音楽的にやりたいなと。

和太鼓奏者の笛木君とやる事にしました。

ここ数年共演が多いです。

彼は太鼓叩きなのにラジオ番組持ってます。

冬はゲレンデでDJしてます。

多角的な演者です。

そんな彼に最近よく言われるのが、

「神保さん、最近色々やってますけど、、何屋さんですか?」

。。。。。

まぁ確かに演奏しない現場多くなってきましたが。。。。

そんな彼と日舞の先生とコラボします。

今回初めて使うのがエイベルトンライブというソフト。

以前から持ってはいましたがイマイチ良くわからず。

概念もわからなかったです。

でも、使ってみてめちゃビックリ。

昔出来なかったことが出来るようになっている。

あり得ないことが出来る!

自分的には革命に思えるぐらいの事です。

私が使うレコーディングソフトは基本時間軸があって右に進みます。

どのレコーディングソフトも同じ概念です。

でもエイベルトンはその概念がない。

Loop素材に対して足したり引いたり。

最初はこれが意味がわからなかったのですが、、

やり始めてみるとめちゃくちゃ凄い。

その場でドンドンクリエイティブにアプローチ出来ます。

1番凄いのは、、、

wavデータを突っ込むとMIDIデータに変換される。

これ、昔では、絶対あり得ない事でした。

これを発見したときは衝撃です。

いや、本当に。

時代はここまで来たのか。

例えばギターのアルペジオをMIDIに変換出来ればピアノや他の楽器に音色が変えられる。

音程もリズムも音階も自由に変えられる。

凄い。。。。

という事で早速エイベルトンを使ってシーケンスパターンを作っていきました。

今回は68です。

これも44のデータを突っ込むと勝手に68に変換されるという。。

クリエイティブモード全開です。

いやー、面白い。

ドンドンアイデアを突っ込んでいきました。

あっという間にトラック完成。

先日、笛木君とリハしました。

お互いに役割を決めてフィニッシュに持っていきます。

指示を出してあとはその中で自由にやっていきます。

そこさえキープしていればあとは何でも良いです。

2人でドンドン広げていきます。

そこに日舞の先生のパフォーマンスが加わります。

さて、明日リハです。

私、和モノの演奏初めてでして。。

ステージ靴ダメなんです。

足袋です。

これ仕来たりです。

知ってましたが、、足袋持ってません。。

それと衣装に倭ものテイスト入れて。と指示が。。

これがめちゃ苦労しました。

当然ですな浴衣はアウトです。

あれはパジャマ扱いです。

で、、、良いの見つけました。

首に巻くストール。

これでバッチリと思い日舞の先生に確認してもらうと。。。

手ぬぐいに見える。。。。

あらら。。。。

でも、何とか見つけました。

衣装に苦労したのは久しぶりでした。

明日から二日間楽しみです。


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