今回はスタジオの話ではなく演奏活動について。
今週土曜日。
ちょっと変わったコンサートです。
日舞の先生からの依頼です。
40周年のリサイタルです。
その中の一コンテンツを任されました。
「神保さん、なんか任せるので宜しく。」
と言われたのが7月。
先生が踊ります。
何でも良いというので。。
その場で即興ってのもありですが、、ただの即興でなくコンセプトを作ろうと思ってました。
そもそも即興、フリーな演奏に対して自分的に向いていない。
客としても見たいとは思わないです。
で、考えたのが何か他の楽器も入れて音楽的にやりたいなと。
和太鼓奏者の笛木君とやる事にしました。
ここ数年共演が多いです。
彼は太鼓叩きなのにラジオ番組持ってます。
冬はゲレンデでDJしてます。
多角的な演者です。
そんな彼に最近よく言われるのが、
「神保さん、最近色々やってますけど、、何屋さんですか?」
。。。。。
まぁ確かに演奏しない現場多くなってきましたが。。。。
そんな彼と日舞の先生とコラボします。
今回初めて使うのがエイベルトンライブというソフト。
以前から持ってはいましたがイマイチ良くわからず。
概念もわからなかったです。
でも、使ってみてめちゃビックリ。
昔出来なかったことが出来るようになっている。
あり得ないことが出来る!
自分的には革命に思えるぐらいの事です。
私が使うレコーディングソフトは基本時間軸があって右に進みます。
どのレコーディングソフトも同じ概念です。
でもエイベルトンはその概念がない。
Loop素材に対して足したり引いたり。
最初はこれが意味がわからなかったのですが、、
やり始めてみるとめちゃくちゃ凄い。
その場でドンドンクリエイティブにアプローチ出来ます。
1番凄いのは、、、
wavデータを突っ込むとMIDIデータに変換される。
これ、昔では、絶対あり得ない事でした。
これを発見したときは衝撃です。
いや、本当に。
時代はここまで来たのか。
例えばギターのアルペジオをMIDIに変換出来ればピアノや他の楽器に音色が変えられる。
音程もリズムも音階も自由に変えられる。
凄い。。。。
という事で早速エイベルトンを使ってシーケンスパターンを作っていきました。
今回は6/8です。
これも4/4のデータを突っ込むと勝手に6/8に変換されるという。。
クリエイティブモード全開です。
いやー、面白い。
ドンドンアイデアを突っ込んでいきました。
あっという間にトラック完成。
先日、笛木君とリハしました。
お互いに役割を決めてフィニッシュに持っていきます。
指示を出してあとはその中で自由にやっていきます。
そこさえキープしていればあとは何でも良いです。
2人でドンドン広げていきます。
そこに日舞の先生のパフォーマンスが加わります。
さて、明日リハです。
私、和モノの演奏初めてでして。。
ステージ靴ダメなんです。
足袋です。
これ仕来たりです。
知ってましたが、、足袋持ってません。。
それと衣装に倭ものテイスト入れて。と指示が。。
これがめちゃ苦労しました。
当然ですな浴衣はアウトです。
あれはパジャマ扱いです。
で、、、良いの見つけました。
首に巻くストール。
これでバッチリと思い日舞の先生に確認してもらうと。。。
手ぬぐいに見える。。。。
あらら。。。。
でも、何とか見つけました。
衣装に苦労したのは久しぶりでした。
明日から二日間楽しみです。