普段の私のレッスンではなるべく沢山の曲を生徒さんに練習してもらおうと思っています。
どの曲を選曲して練習するかは生徒さんによって違いますが、、、
今回登場するのは、20代前半の女性。
仕事が忙しくて、遊びも忙しくて、中々家ではドラムの練習は出来ません。
なのに、、レッスンに来ると強烈なドラムを叩きます。
練習してないのに何でそれが出来る?。。。
なんとも羨ましい。
さて、今彼女が練習している曲は?
80年代のプログレッシブロックの大曲です。
11分30秒あります。
もともとは上級者用に譜面を書き始めた曲です。
では、何でこの曲選んだか?
曲を決める時の会話です。
「何かやりたい曲ある?」
「別に。。」
「最近何聞いてる?」
「別に。。。」
「最近好きなバンドは?」
「別に。。。」
彼女はヤル気が無いわけでも性格が悪い訳でもありません、念の為。
「最近聞いたバンドは?」
「◯◯◯」
「なぬ!?何でそんなバンド知ってんの?80年代だし、、超マニアックだし、、」
・・・・どうやら父が聞いていたらしいです。
こうして彼女はこの大曲に望む事になりました。
私は早速採譜に取り掛かりますが、何分にも、長い。
本当に長い。。
しかも、他に採譜しなければならない曲がたまっているし、、
ので、ちょっとづつ書いて行く事にしました。
まぁめちゃ難しいから採譜のスピードはゆっくりでも大丈夫でしょう。
と、、思いきや、、、
追いつかれてしまいました。
採譜した部分まで叩けちゃいます。
という事は、大急ぎで次を仕上げなくては、。
まさか追いつかれるとは。
恐るべし。
「なかなかこの曲楽しいじゃん。」