2023/02/27

今日のレッスン・・・・アクセント編

 Gorin Music Studioの近隣の中学校の吹奏楽部はとても優秀です。
最近ここの生徒さんが通ってくれています。
3月末に演奏会がありそれに向けて練習に励んでいます。
発表会の曲は一旦おいておいてその演奏会に向けての練習に入ります。
中学二年生の女の子が持ってきた曲は古いビッグバンドの曲「sing sing sing」登竜門的な曲です。
ドラムソロがたくさん出てくる曲です。
生徒さんはドラムソロを何とかして。と。
早速取り掛かります。
まずは基本のリズムパターンから。アクセントプレイが求められます。
そこから手を付けます。
彼女にとっては初めての奏法です。
本来ならばひとつひとつ奏法を丁寧に説明していきます。
初めの練習を丁寧にしておかないと悪い癖がついてしまいます。
悪い癖はやっかいで。。。
取り去るのに時間がめちゃ時間が掛かります。
そうならないように初めの取り掛かりは時間を掛けます。が、、、、、今回はそれは無理そうです。
本番の日にちが決まっているのでケツがあります。
ここは丁寧に、ぶっ飛ばしていきます。
とにかく一つの動作に対して他の手が釣られないように。
そしてそれを確認するために鏡を見ながら練習することを薦めました。
そして必ずリズムに乗りながら練習してね。と。
これが一番大事かも。
4時間分くらいのレッスンを1時間以内に収めました。
とにかく口を酸っぱく、、、、丁寧に。。ぶっ飛ばして。。。



私はこの奏法をマスターするのにかなり時間を掛けました。
若いころの話です。
当時は一人暮らしをしながらバイトをしてました。
当時は八事にある楽器屋でレッスンを受けていました。
生徒として。
その教室では夏にドラム合宿なるものを開催していました。
50人規模の合宿です。
先生も数人。
私も生徒として参加していました。
それがある年の合宿最終日。
来年先生で参加するように。と言われました。
喜ぶまえに、、50人の前で先生としてドラムソロをしなくてはいけない。。。。
やばい。。。。
1年かけてなんとかせねば。。。
そこでまず取り掛かったのが アクセントを完璧にコントロールしてアドリブが出来るように。。
その日から猛特訓です。
毎日バイトに行く前に1時間以上まえに起きて早朝練習です。
鏡をみて。
一人暮らしのアパート住まいなので当然ドラムセットでは練習できません。
座布団で練習していました。
朝一そうすることで頭がドラムモードになります。
そのままバイトに行きます。
バイトは配達の仕事でした。
速攻で仕事のノルマを午前中にクリアして昼食もあっという間に終わらせ公園で練習です。近くに学校があり、、よく指さされていました。
いや、、、いや、、、、懐かしい。
当時は一日最低でも6時間練習していましたっけ。。。
夢見る青年でした。
懐かしいーーーーその1年後はどうなったか。。
いつかまた何かの機会に書きます。